麻倉もも Live 2020 "Agapanthus" の感想文

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ホント、めちゃくちゃいいライブだった......!


約9ヶ月ぶりのイベントブログはもちょ! 3月以降イベントがある生活というのが消滅して(当時持ってたライブ/イベントは全部飛んだかな?)、夏くらいから徐々にオンライン配信の形で開催というのは増えてきたけれど、今回が自分的には生公演復活の第一歩かなと。

まぁ、そもそもアルバム「Agapanthus」についてはこの通りめちゃくちゃ当時から絶賛していたし、(わかりにくい)

ということもあったので、どちらかといえばリベンジの気持ちもあったけれど、それと同じくらい2年前の「Peach!」での1st LIVEとは明らかに声優・麻倉ももさんに対する見方が変わってきたのかな、と。あのときは2017年から続く流れで「もうここまで見てきたし、このライブを見ることで自分なりには完結できる」みたいな感じだったし、事実それ以降の活躍についてはほぼ何も知らないといっても同然なのだけれど。とはいえ、なにかあれば追うというスタンスだったし、事実「Agapanthus」がめちゃくちゃ良かったのもあって、「このアルバムを引っさげたライブで未来が見たい」という気持ちが強くなってきた、というのがわりと深いレベルでの本音なのかもなーと。

本当にまったく興味がない(≠嫌い)というレベルであれば、受動的に聞いてしまうことはあったとしても、おそらく自発的に曲を聞くことはないだろうし、チケットを取った言い訳として「乃木坂の握手会のついでに〜」なんていうある斜に構えた考え方をしていたとしても、そもそもの根底がそうなのであればそれはそれで見え方/見せ方の問題なので、まぁいいのかなって。

まぁ結局、基本的なスタンスはいつかの振り返りブログに書いたとおりなので、そのあたりは2年以上たっても変わっていないのかな、と。


ここまで前置きが長くなってしまったけれど、Agapanthusのリベンジ公演2日間とも行ってきました! このライブがNew Normalな生公演一発目でホント良かった......!

会場は幕張メッセイベントホール。まさか、幕張に行くことになるのも1年ぶりになるとは想像もしていなかったなー。

電子チケットになったのはめちゃくちゃ楽になったなーと思いつつ、それ以外もちゃんと対策していたのがまず、開演前では印象的。50%収容だったり、立つのNGだったり......etc。まぁ、声出しNGになることで、どういうライブになるのかは直前に見ていたCreepyの武道館ライブで軽いイメージはついていたとはいえ、じゃあ自分がその場所にいたらどうなるのかなーと思ってたけど、案外これはこれでいいんじゃね?ってなるって感じ。そりゃ少しは物静かさはあったけれど......。


ここからは初日はスタンド席で全体は見やすいけれど、一方でメインステージの奥が若干見にくい構図。2日目は後方アリーナだけど、バックステージ間際に構図。というのを踏まえて書いていくけれど、

まず、スタートは「Agapanthus」。特に初日の「Agapanthus」は一曲目でここまで感情持っていかれるとは思わなかったなー。直で表情は見えなかったとはいえ、声の感じとかで感情が溢れているのは明らかに分かるし、それにつられて自分も泣いているのが言語化できないという意味でもホント意味がわからん......。

いまでも聞くと泣きそうになるからホントどうしようもない (めちゃくちゃ褒めてる)。なんていうんだろう、あ、自分ライブ来ているんだっていう少し懐かしい感覚? みたいな感じ。

ameblo.jp

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(おいておく)

そういう意味でもめちゃくちゃ印象的だったけど、「Agapanthus」は透過スクリーン使ってる演出も良かったなー。曲のイメージが100%出ている感じ?といったらいいのかな。

前半は「手紙」をモチーフにした幕間映像を挟みつつだったけど 、ご時勢と時間の変化と手紙の内容がリンクしているのが印象的。会えないというところをうまく映像に落とし込んでいた?感じ。後半に進むにつれてもうすぐ会える〜という感じになっていったりして、またそこで流れる「Agapanthus」のオルゴールバージョンでううってきちゃう感じ。ホント感情揺さぶられすぎてる。

印象的だった曲をいくつかあげていくと、

  • 「“さよなら”聞いて。」:手紙を書くところの演出考えた人天才すぎる......! モニター見ながら「もちょかわいい......」以外何も言えない身体にされてしまった。
  • 2日目「花に赤い糸」:いや、聞けると思ってなかった。
  • 「Good Job!」:手紙映像最後のところからの「Good Job!」は楽しい!が爆発してしまったよね。
  • 明日は君と。」:4年越しでバックステージ/花道最前で見られて、いや、もうホントありがとうございましたってなってしまった。
  • 「Shake it up!」:ライブ前アルバムで一番好きだった曲 (いまは「Agapanthus」なので)。THEライブって感じの曲だし 、歌詞もかなり好き。
  • 「僕だけに見える星」:新曲初披露だったけど、歌詞を味わう曲だな、と。モニターに出てることで二倍楽しめた感じ。
  • 「365×LOVE」:アルバム1曲目を最後に持ってくるっていうの、新鮮だったけどこれ良かったなー。

もちょの喋りをまともに聞くのはほぼ2年ぶりだったけど、2年間ほぼ何も知らない状態だったからこそ、Drasticに変化を感じられたのが良かったのかも。MCとか聞いていても、もちょはもちょなりに色々考えていたんだろうなーってなるし、大人なんだなって(?)。そして歌い方とか表情の付け方も更に上手くなっているなーって、甘々な自分でも分かるくらいだったので、相当なんだろうね。

アルバム「Agapanthus」きっかけとはいえ、ここまで今回感情で揺さぶられてるってことは、それなりに興味はあったってことにも気づかされたので、まぁ今後もゆるーく追いかけていければって感じ。もっとも、熱のあるときと冷めるときで差がありすぎるので、この発言もあまりあてにはできないけれど。

制限があったことで、いろいろできないことはあったけど、一方でそれを逆手に取った演出で新たにできることもあったりしていて、難しいところだけど、この時期だからこそのライブ!という感じになっていたなー。そしてやっぱり五感で味わう生のライブは最高ね......。個人的には(ライブビューイング含めた)配信ライブは生ライブと100%同じ効用ではないと思っている(代替としてはアリ)し、なんだかんだいっても事前のプランニングとか楽しいんだよねーってなる。


おまけ: もう何年ぶりかわからない東京ディズニーシー楽しすぎた......!

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